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免疫力が低下する原因

現代社会の代名詞「ストレス」

わたしたちの体内の免疫力を低下させてしまう大きな原因として、
現代社会の代名詞ともいえる「ストレス」が挙げられます。

仕事・家事・育児などわたしたちが社会生活をしていく中で、
「ストレス」を全く受けないということはないんじゃないでしょうか。
ということは、わたしたちは常に免疫力を低下させる危険性にさらされている
というわけなんですね…。(*0*;)

では、なぜストレスがかかると免疫力が下がってしまうのか。
それは、私たちの免疫力は自律神経によってその働きを支配されているからなのです。
自律神経というのは、昼に体を活動させる時に優位になる「交感神経」と
夜に体を休める時に優位になる「副交感神経」の2つから成り立っています。
このふたつがバランスよく働いている時、免疫力も正常に働くことができるのです。
ところがこの自律神経は、ストレスに対して非常に弱いんです。

過度なストレスがかかると交感神経が優位に立ち続け副交感神経とのバランスを崩してしまい、
その結果として免疫の働きが衰え減少するとともに老化の原因である活性酸素が大量発生するのです。
そのため、疲労感や腰痛などの関節痛など体の不調が目立ち始め、
さらにこの状態が続いてしまえば、がんなどの重篤な病気にかかりやすくなってしまうのです。

 

お腹は大事「腸の老化」

免疫力低下の原因は、「ストレス」の他にももうひとつ、残念ですが「老化」が挙げられます。
「老化」は「老化」でも「腸の老化」が進行してくると
わたしたちの体の免疫はがくっと減少してしまうのです。
それはなぜか。

腸は食物という外界からはいってきたいわば異物を、
体に取り込むべきものか排出すべきものかの判別を常におこなっている器官です。
そのために腸には骨髄からたくさんの免疫細胞が集まってきます。
こうして集まった免疫細胞は食物の判別をおこないながら鍛えられ、
がん細胞などにも対抗できるような強い免疫細胞へ訓練されていくのです。
こうして訓練された強い免疫細胞を「腸管免疫」といい、
実は私たちの体の中で最大の免疫系でもあるのです。
この実に頼もしい「腸管免疫」に重要な影響を及ぼしているのが、腸内環境の状態なのです。

新生児の腸内環境は善玉菌(ビフィズス菌など)が圧倒的に優勢なのですが、
離乳をするようになると減少し他の菌が増えてきます。
これは成人しても変化はないのですが、50才を過ぎてくると腸が硬くなり、
その働きが鈍ってくるとともに善玉菌がさらに減少し悪玉菌が優勢になってくるのです。
こうなると当然免疫細胞を訓練する機能も衰えて、
体内最大の免疫系であるはずの「腸管免疫」も減少していってしまいます。

さらに最近では、実年齢である中高年の人だけでなく、
食生活の変化によってか年齢は20代でも腸内年齢は50才、なんて人が増えてきているそうです。