関節痛と免疫力
中高年に増える関節痛
テレビの通販番組やコマーシャルで、関節痛サプリメントやサポーターなどがよく紹介されていますよね。
そしてその購買ターゲットが中高年であることは、画面を見れば一目瞭然。
年をとれば関節痛がでるのは当たり前、という感じですよね。
実際、中高年の方が関節痛で整形外科を受診すると、
ほとんどの方は「年相応の症状」つまり「その年齢ならしょうがない。」
といったことを医師から言われることが多いようです。
もちろん医師がそういうには理由があります。
関節痛が起こる要因が、「筋力の低下」「軟骨の減少」だからです。
筋力は加齢とともにどうしても減少するうえに、運動などをしても、
若い人に比べ筋肉がつきにくくなってしまうのです。
筋力が低下すると体重などの負荷が直接関節にかかることになり、痛みをひき起こしてしまいます。
また、関節のクッションである軟骨も、加齢とともに擦り減ってゆくので、
クッションをなくした関節の骨同士がぶつかり合って神経を刺激し痛みを誘発します。
それに軟骨も筋肉と一緒で若い人と比べ、軟骨を再生する能力が衰えてきてしまうのも事実なのです。
こうした痛みがひどくなると、歩行や起立が困難になって人工関節など
外科的処置が必要になってくる場合があるんです。
こういった経緯から、その予防のために衰えた筋力の代わりをするためのサポーターや
軟骨を形成するために必要な成分を多く含んだサプリメントなどが、
中高年の方に向けて多く発売されているのです。
それだけ関節痛に悩む中高年の方が多いというわけですね。
関節痛にも免疫力の低下が隠れている
わたしの母も例外ではなく、2年くらい前からでしょうか、
買い物など外出した後に「膝が痛い」とか「腰が痛い」とかをよく言うようになっていました。
歩くのに支障をきたすほどの強い痛みではないものの、長時間外出して歩いた後などに
ずきずきした痛みがでたり、立ち上がろうとした時にピシッと痛みがはしったりするのだそうです。
そうした関節の痛みですが、実は「筋力の低下」「軟骨の減少」の他にもう一つ、
意外ですが免疫力の低下も見逃せない要因の一つだったのです。
その証拠というか、免疫の向上に取り組んでいる母の関節ですが、最近調子がいいみたいなんです。
でも、なぜ免疫力の低下が関節痛に関係しているのか、ちょっと不思議ですよね。
免疫はわたしたちの体を健康に保つために、体内でわたしたちの体に悪影響を及ぼす
敵を判別し攻撃をする働きをしています。
そして、その働きを支配しいている自律神経のバランスがストレスなどにより崩れ免疫力が低下してしまいます。
免疫力の低下に伴って体内には老化を進行させる原因である「活性酸素」が血管や内臓内で大量に発生し、
健康な細胞組織を破壊したり血流を滞らせたりするのです。
こうしたことが体内で起こると「肩こり」「手足のしびれ」「腰や膝といった関節痛」「関節リウマチ」
などが症状として表に現れたりするのです。
ですから、関節痛が症状としてでてきたら、筋力の低下や軟骨の減少とともに、
免疫力の低下による血行不良も考えた方がいいかもしれません。
ひどくなる前の予防策として、免疫力の向上もとても良い手段であるといえるでしょう。